GPS捜査、弁護側一部無罪主張 検察「違法性重大でない」

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 警視庁が裁判所の令状を取らないまま、捜査対象者の車に衛星利用測位システム(GPS)端末を装着していた自動車盗事件で、窃盗罪などに問われた被告の男の論告求刑公判が12日、東京地裁であり、検察側は「違法は重大なものではなかった」と述べ、懲役6年を求刑した。弁護側はGPS捜査で収集した証拠の排除を求め、一部無罪を主張し結審した。判決は5月30日。

 検察側は論告で、警視庁が被告の車にGPS端末計10台を装着したと明かし「GPSの使用には高度の必要性が認められ、被告のプライバシーへの制約は大きくなかった」とした。