空自の緊急発進1168回

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 緊急発進で離陸するF15戦闘機=2015年4月、航空自衛隊那覇基地

 防衛省は13日、領空侵犯の恐れがある外国機に対し、航空自衛隊の戦闘機が2016年度に緊急発進(スクランブル)した回数が過去最多の1168回だったと発表した。旧ソ連の活動が活発だった冷戦期の1984年度に記録した944回を上回った。対中国が851回で7割以上を占め、これも最多になった。領空侵犯はなかった。

 今年3月2日に戦闘機や爆撃機などと推定される中国軍の計13機が沖縄本島と宮古島の間を往復するなど、日本近海上空への進出が顕著に拡大。沖縄県・尖閣諸島周辺の東シナ海でも制空権を握ろうと圧力を強めており、空自との間で緊張が高まっている。