「まるごとにっぽん」が2年目

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 「まるごとにっぽん」運営会社の小笠原功社長(前列左端)と出展する自治体の担当者ら=東京・浅草の「まるごとにっぽん」

 日本各地の隠れた特産品や工芸品を販売し、地方創生を応援する東京・浅草の商業施設「まるごとにっぽん」が「2年目プロジェクト」を発表した。市町村が小規模なブースで特産品を販売するフロアでは、北海道幌加内町、愛媛県伊方町など東京都内で初のアンテナショップを出展する六つの自治体や広域グループを含め、計19ブースが設けられ、「わが町」の活性化を目指す。

 まるごとにっぽんは2015年12月に開業。翌年1月から1年間で、約400万人の来場者を集めた。従来のアンテナショップに比べて初期費用もなく、運営費も安いため、小さい自治体でも挑戦しやすい。

 伊方町はアンテナショップ自体が初めて。以前、まるごとにっぽんでのイベントで特産品を販売したところ好評で、自信をつけたと高門清彦町長は言う。ブースには、うにをあんこに練り込んだまんじゅうや、みかんジュースが並び「食を通じて伊方町を知ってもらいたい。高望みすれば、移住も…」と同町長は意気込む。

 13ブースは昨年から引き続き出展。福岡県柳川市の担当者は「ここで販売する商品がテレビで取り上げられるなど、PR効果があった。売れない場合も改善点をフィードバックでき、事業者の商品開発に役立つ」と成果を語る。

 運営会社の小笠原功社長は「2年目は“生きたふるさと体験”がテーマ。地方と東京の方々を結び付ける役割を少しでも果たしたい」と話している。