土星の衛星に熱水活動 氷の下の海、生命に期待

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 無人探査機カッシーニが撮影した、表面からガスを噴き上げる土星の衛星エンケラドス(NASA提供・共同)

 【ワシントン共同】地球で生命が誕生するきっかけとなったとされる海底の熱水活動が、土星の衛星エンケラドスの海でも起きていることを示す証拠を見つけたと、米航空宇宙局(NASA)や米サウスウエスト研究所のチームが14日付の米科学誌サイエンスに発表した。将来の探査による生命発見の期待が高まる。

 エンケラドスの表面を覆う厚い氷の下には広大な海があるとみられている。地球の深海底から熱水が噴き出す場所の近くは、太陽の光が全く届かなくても、熱水中の物質からエネルギーを得る微生物が生態系を作っている。エンケラドスの海底で熱水活動が起きていれば生命を育んでいる可能性がある。