半導体売却に米企業の同意必要 東芝、過去の契約で

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 経営再建中の東芝が売却のため分社化した半導体事業に関し、工場に共同投資する米企業と過去に結んだ契約で、合意がない限り他社への資産売却などを認めないと明記していることが14日、分かった。分社化した新会社「東芝メモリ」(東京)の入札に参加する米ハードディスク大手ウエスタン・デジタル(WD)は、この米企業を昨年買収しており、契約を根拠に東芝に独占交渉権を求めているとみられる。

 契約は、WDが買収した米半導体大手サンディスクと東芝の間で10年に結ばれた。関係者によると、東芝はサンディスクが買収された経緯があるため、契約がそのまま適用されないと反論しているという。