尼崎脱線事故、風化防止の願い 畑に白い花で「命」の文字

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 尼崎JR脱線事故から12年となるのを前に、事故現場近くの畑に浮かび上がった「命」の文字=14日午後、兵庫県尼崎市(共同通信社ヘリから)

 兵庫県尼崎市の畑にダイコンの白い花でかたどられた「命」の文字が今年も浮かんでいる。2005年に起きた尼崎JR脱線事故から25日で12年。現場近くの農業松本三千男さん(81)が、犠牲者の追悼や風化を防ぐ思いを込め、09年から始めた。松本さんは「命は何にも代え難いと伝えたい」と訴える。

 「命」の文字は、JR福知山線沿いの約2千平方メートルの畑いっぱいに描かれた。ダイコンを選んでいるのは4月25日前後に花を咲かせるからだ。「命」の文字に種をまき、周囲の草を刈り込み、浮かび上がらせている。