猛スピード太陽ガスの観測成功 秒速500キロ、影響予測に

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 京都大のチームが飛騨天文台で撮影に成功した、太陽からの「プロミネンス噴出」(矢印)=2日(飛騨天文台提供)

 太陽のガスが猛スピードで出る現象「プロミネンス(紅炎)噴出」を高精度に観測することに成功したと、京都大の一本潔教授(太陽物理学)らのチームが14日発表した。地球に向かっての噴出の観測は、秒速約50キロのものが限界だったが、同約400キロまで可能で、別方向では同約500キロのものを捉えたという。

 太陽からの磁気を帯びたガスの噴出は人工衛星の故障や大規模な停電を招くことがあるとされ、一本教授は「プロミネンス噴出も関係があるかもしれず、スピードや方向の長時間の観測がトラブル予測に役立つ可能性がある」と話している。