太宰治下宿先、湯布院に移築 交流施設でオープン

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 太宰治の下宿したアパートを移築しオープンした「ゆふいん文学の森」で、再現した太宰が暮らした8畳間を説明する柚野真也館長=16日、大分県由布市

 作家太宰治(1909~48年)が下宿したアパート「碧雲荘」が東京都杉並区から移築され、大分県由布市湯布院町で16日、交流施設「ゆふいん文学の森」としてオープンした。木造2階建てで、太宰が暮らした8畳間を再現したほか、カフェや読書スペースを設置。柱や玄関のステンドグラスは当時のまま用いている。

 熊本地震で2度目の大きな揺れを観測した「本震」から1年のこの日、地元の復興も願って記念式典を開いた。柚野真也館長(43)は「活字離れが進む中、文学を通じた交流の場になってほしい」としている。