トルコで改憲是非問う国民投票 大統領権限強化か、歴史的岐路に

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 孫や妻と共に国民投票の票を投じるトルコのエルドアン大統領(右)=16日、トルコ・イスタンブール(ロイター=共同)

 【アンカラ共同】トルコで16日、現行の議院内閣制から強力な大統領制に移行させる憲法改正の是非を問う国民投票が行われた。イスラム色の強いエルドアン大統領(63)の長期強権統治の確立に道が開くのかが焦点。オスマン帝国崩壊後、国是とした政教分離の世俗主義の下、近代化を進めた1923年建国のトルコは歴史的岐路を迎えた。

 保守層など改憲賛成派は、大統領に広範な権限が集中し政策決定が迅速化すると主張するが、世俗派などの反対派は「独裁体制」になると批判。世論調査では賛否が拮抗し、結果は予断を許さない。即日開票され、日本時間17日未明には大勢が判明する見通しだ。