「反保護主義」盛り込まず 米反対でIMF会合声明

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 記者会見する国際通貨金融委員会(IMFC)のカルステンス委員長=22日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)の活動方針を決める国際通貨金融委員会(IMFC)は22日、共同声明を採択して閉幕した。声明には、従来の「反保護主義」の記述を盛り込まなかった。米国の強硬な反対で記述を見送った3月の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明に倣った形。G20は7月の首脳会合に向け自由貿易を巡る議論を続けるとしており、IMFCはその行方を見守る。

 保護主義的な政策を進めるトランプ米政権発足後、初めてのIMFCだった。声明は貿易に関し「経済に対する貿易の貢献の強化に取り組んでいる」とG20声明と同じ表現を用いた。