サンゴ白化防止、新たな保護区を 専門家会議が緊急提言

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
 鹿児島県の奄美群島で白化したサンゴ=2016年9月(環境省提供)

 沖縄県や鹿児島県で昨年、過去最大級のサンゴの白化現象が起きたのを受けて、環境省は23日、沖縄県恩納村で専門家会議を開き、新たな海洋保護区の設定や、エコツーリズムを通じた保全の仕組み作りが必要だとする緊急宣言をまとめた。

 環境省は今後、モニタリングや白化被害の予測を通じて優先的に保護すべき海域を検討する。

 宣言は、世界各地で白化が起きた背景に、地球温暖化による海水温上昇や海洋酸性化の影響があると指摘。将来は日本近海からサンゴが消滅する恐れもあるとして、パリ協定に基づく温暖化対策の推進を訴えた。