日本統治の「美化」不満が動機 台湾で銅像損壊容疑の元市議

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 【台北共同】台湾で日本統治時代にダム建造を主導した日本人技師八田與一氏(1886~1942年)の銅像の損壊事件で、銅像を壊したことを認めている李承竜元台北市議(59)が24日、台北市内で取材に応じ、「(台湾の一部の政治家が)日本統治時代の負の面に触れず歴史を美化する傾向に怒りを覚え、やむなくやった」などと動機を語った。

 元市議は「当時ダムは大日本帝国の食糧問題解決の必要から建造されたものだし、多くの農民は日本統治による圧迫と搾取で苦しい面もあった」と述べ、台湾で八田氏の貢献が過大に評価されているとの認識を示した。