ネパール大地震2年、険しい再建 観光は回復も

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 2015年の大地震で被災した、ネパール・カトマンズの建物を見学する外国人観光客ら=24日(共同)

 【カトマンズ共同】2015年4月、ネパールを震源に同国や周辺国で約9千人が犠牲となった地震から25日で2年となった。回復が著しい観光産業に比べ、山間地を中心に住宅再建は進まず、ゴビンダ・ポカレル復興庁長官は25日までの共同通信との会見で「復興の歩みは遅い」と認めた。

 同国政府によると、全半壊した住宅など民間の建物約107万棟のうち、2年間に再建されたのは約2万2千棟にすぎない。貧困などから「(将来も)6割程度しか再建できない」(政府高官)との指摘も出ている。

 一方、観光産業は回復しつつあり、昨年のネパール訪問客は約75万人と地震前に迫る勢いだった。