原研の常陽、出力巡り審査保留に 原子力規制委、補正求める

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 原子力規制委員会は25日、日本原子力研究開発機構の高速実験炉「常陽」(茨城県大洗町)が新規制基準に適合しているかどうかを審査する初めての会合を開いた。原子力機構は審査申請の際、熱出力を従来の14万キロワットから10万キロワットに変更したが、規制委側は「設備は14万キロワットのままだ。出力と設備の性能を合わせるべきだ」として、原子力機構が補正申請するまで審査は保留するとした。

 原子力災害対策指針の改正で、避難計画の策定が必要な範囲が出力10万キロワット以下は半径5キロ圏なのに対し、10万キロワット超では30キロ圏に大幅に拡大する。