野村証券に5800万円賠償命令 信用取引の違法性認定

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 信用取引で多額の損失を受けたとして、静岡県の40代の男性歯科医師が、野村証券に損害賠償約1億4800万円の支払いを求めた訴訟の判決で、静岡地裁浜松支部は25日までに、同社側の違法性を認め約5800万円の支払いを命じた。24日付。

 上田賀代裁判長は判決理由で「同社の担当者が、社会的相当性を逸脱した過度な頻度、金額の取引を主導した」と判断。「男性の知識や取引状況の把握が不十分と認識しながら、取引を繰り返した」とし「意向に沿って取引しただけだ」との同社側の主張は退けた。

 一方、リスクを慎重に見極めず漫然と取引を承諾したと認め、損害の6割を相殺した。