復興相発言に「辞任は当然」 東北の被災者、落胆と怒り

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 東日本大震災を巡る自らの発言について陳謝し、記者団の質問に答える今村復興相=25日午後、東京都内のホテル

 「被災者をばかにしていて許せない」「傷ついた」。東日本大震災の被害が「まだ東北の方で良かった」と述べ、辞任する意向を固めた今村雅弘復興相に対し25日、被災地からは激しい怒りや落胆の声が相次いだ。

 宮城県名取市閖上の自宅を津波で失い、震災から6年が過ぎた今も同市の仮設住宅で暮らす自営業長沼俊幸さん(54)。「被災者への想像力に欠けている。まだ復興途上の大切な時期。辞任は当然だ」と語気を強めた。

 今村氏は東京電力福島第1原発事故の自主避難者の帰還に関し「本人の責任」と述べて批判を浴びたばかり。埼玉県内に自主避難する40代の女性は「絶対に許せない」。