「懸念共有」も中国名指しせず ASEAN首脳会議声明案

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 【マニラ共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)が29日にフィリピンの首都マニラで開く首脳会議で議長国フィリピンがまとめる「議長声明」の草案が25日、判明した。岩礁埋め立てなど中国による南シナ海の軍事拠点化を念頭に「複数の首脳による深刻な懸念を共有」と明記されたが、中国は名指しされておらず、中国への配慮がにじんだ内容となっている。

 昨年9月のラオスでの首脳会議の議長声明は「(ASEANとして)深刻に懸念する」としたが、共同通信が入手した今回の草案にはこの記述がない。南シナ海問題では中国との距離によって加盟国に意見の隔たりがある。