野外のコウノトリふ化、島根 特別天然記念物、ひな1羽確認

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 コウノトリのつがいの巣に誕生したひな(中央下)=25日、島根県雲南市(同市教委提供)

 島根県雲南市教育委員会は26日、国の特別天然記念物コウノトリのつがいが同市内で育てていた卵がふ化し、少なくともひな1羽の誕生が確認されたと発表した。

 兵庫県立コウノトリの郷公園(兵庫県豊岡市)と雲南市教委によると、野生のコウノトリが1971年に姿を消して以来、野外でのふ化は、豊岡市を除くと、徳島県鳴門市に続き全国で2例目という。

 つがいは雲南市大東町の田園地帯にある電柱に巣を作っていた。25日に卵を温める親鳥が長い時間立ち上がり、胃にためた餌を吐き出すなどの行動がみられた。同市教委が巣の中を撮影した結果、写真で少なくともひな1羽が確認された。