中華航空機事故から23年 遺族ら参列、冥福祈る

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 中華航空機墜落事故から23年を迎え、慰霊施設を訪れた人たち。奥は愛知県営名古屋空港=26日午後、春日井市

 乗客乗員264人が死亡した1994年の名古屋空港(現愛知県営名古屋空港)の中華航空機墜落事故は26日、発生から23年を迎えた。事故現場近くの同県春日井市の慰霊施設「やすらぎの園」には、昼すぎから遺族らが次々訪れ、犠牲者の冥福を祈った。

 雨が降りしきる中、参列者は慰霊碑の前に設けられた水槽に、黄や白のガーベラの花を浮かべた。碑に記された家族の名前に触れる人もいた。

 当時34歳だった妻を失った岐阜県土岐市の無職、吉田正昭さん(64)は長男夫婦や孫らと訪れた。「2人目の孫が生まれたと報告した。事故を忘れることはできないし、風化させてはいけない」と話した。