イラク、ハトラ遺跡を奪還 民兵組織、イスラム国から

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 【カイロ共同】イラクのイスラム教シーア派民兵組織「人民動員隊」は26日、北部の世界遺産ハトラ遺跡や周辺を過激派組織「イスラム国」(IS)から戦闘の末に奪還したと表明した。

 ハトラ遺跡は北部モスルの南西約100キロの砂漠地帯に位置する約2千年前に栄えた古代都市。巨大な石柱が並ぶ神殿が有名で、1985年に世界遺産に登録された。ISが遺跡を破壊したとする映像を公開し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が2015年に「危機遺産」に指定した。

 ISはイスラム教が禁じる偶像崇拝につながるとして、イラク北部やシリアで歴史的遺跡や博物館の破壊を繰り返した。