引率教員、雪崩発生の岩目指した

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 雪崩事故現場近くの献花台で手を合わせる佐藤政充さん(左)とチカ子さん=27日午前8時15分ごろ、栃木県那須町

 栃木県那須町で登山講習中だった大田原高山岳部の生徒ら8人が雪崩に巻き込まれて死亡した事故で、犠牲者の出た班の引率教員が「(雪崩が起きた付近の)『天狗の鼻』と呼ばれる大きな岩を目指していた」との趣旨の報告をしたことが27日、県教育委員会などへの取材で分かった。教員らの報告には食い違いもあり、県教委が設置した検証委員会が経緯を詳しく調べている。

 天狗の鼻に続く急斜面は樹木がなく、専門家が事故後に「典型的な雪崩発生地帯」と指摘している。この引率教員は雪崩で重傷を負って入院していたが、27日までに退院しており、県警は雪崩発生時の教員の判断についても調べている。