桑原武夫氏の蔵書を誤廃棄 京都市の図書館、1万冊

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 桑原武夫氏

 京都市教育委員会は27日、文化勲章受章者で文学者の故桑原武夫・京都大名誉教授の遺族が寄贈した蔵書約1万冊を2015年に誤って廃棄していたと発表した。蔵書の管理を担当していた元右京中央図書館副館長の女性職員(57)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。

 市教委によると蔵書はフランスや中国、日本の文学・芸術に関する文献など約1万400冊。桑原氏が亡くなった1988年、市に寄贈され、09年4月から市内の向島図書館で保管していた。

 向島図書館を改修する際、寄贈の経緯を知らない職員から廃棄すべきかどうか相談された女性職員が廃棄を了承した。