分子1個のカーレース、仏で開催 日本からも参加、28日から

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 車は分子1個、走る距離は髪の毛の太さの千分の1ほどという、小さすぎて目には見えないカーレースが28日からフランスで開かれる。約30時間の耐久レースで、世界の6チームが参加。日本からも物質・材料研究機構(茨城県つくば市)のチームが出場する。奇妙な催しだが、実態は、最先端の研究の舞台だ。

 こうしたごく小さな「分子機械」は将来、体の特定の位置へ薬を運ぶなど、極小の世界でさまざまな利用が期待されており、昨年のノーベル化学賞の対象にもなった。分子の合成や動きを制御する技術開発を、ゲームの形で競いながら向上させようと企画された。