サリン弾迎撃、熱で無力化 政府、北朝鮮ミサイルで答弁書

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 2016年1月、東京・市谷の防衛省敷地内で設置される弾道ミサイル迎撃のPAC3

 政府は28日の閣議で、北朝鮮がサリンなどの化学兵器を搭載した弾道ミサイルを発射し、自衛隊が迎撃した場合の国民への被害に関し、破壊時の熱などで化学兵器が無力化される可能性が高いとする答弁書を決定した。

 答弁書は、迎撃後に化学兵器の効力が残ったとしても、落下する過程で拡散するため、化学兵器が殺傷効果を発揮するのは困難だと指摘した。民進党の逢坂誠二衆院議員の質問主意書に答えた。

 安倍晋三首相は13日の参院外交防衛委員会で、北朝鮮について「サリンを(ミサイルの)弾頭に付けて着弾させる能力を既に保有している可能性がある」と述べ、警戒感を示していた。