同じ化学工場、肺疾患相次ぐ 扱っていた物質との関連調査へ

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 厚生労働省は28日、医薬品や化粧品の原料となる化学物質を製造する工場で、包装作業に従事していた20~40代の男性6人が2012~16年、間質性肺炎や気胸などの肺疾患を発症したと発表した。物質の有害性は確認されていないが、健康被害を引き起こす恐れもあるとして、メーカーなど4社に吸引防止の徹底を図るよう要請した。発症との因果関係も調べる。

 厚労省によると、発症者が相次いだ工場は1カ所。この物質を30年以上前から扱っていた。同省は「注意喚起が目的」として、企業名や所在地を明らかにしなかった。

 扱われていた化学物質は「架橋型アクリル酸系水溶性高分子化合物」。