京都で壬生狂言始まる 豪快に皿落とす「炮烙割」

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 役者が素焼きの皿を豪快に落とす、壬生狂言の人気演目「炮烙割」=29日午後、京都市中京区の壬生寺

 国の重要無形民俗文化財「壬生狂言」が29日、京都市中京区の壬生寺で始まった。素焼きの皿「炮烙」約千枚を高さ約3メートルの舞台の手すりから落とす人気演目「炮烙割」では、割れる音とともに土煙が舞い上がり、雨風の中見ていた約440人から歓声が上がった。

 鎌倉時代、同寺の円覚上人が分かりやすいように身ぶり手ぶりで仏の教えを伝えたのが壬生狂言の起源とされ、30の演目がある。炮烙割は、人をだまして市場へ早く出店しようとした炮烙売りが、ライバルの太鼓売りから仕返しをされる話。

 5月5日まで上演し、鑑賞料は大人800円。