空舞う追悼のこいのぼり600匹 津波被害受けた宮城・東松島市

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 青空の中を泳ぐ約600匹の青いこいのぼり。子どもたちが楽しそうに走り回っていた=29日、宮城県東松島市

 東日本大震災の津波被害を受けた宮城県東松島市大曲地区で、「亡くなった子たちが天国で寂しくないように」と願って追悼の青いこいのぼり約600匹が掲げられ、春の風にたなびいている。

 家族4人を亡くした伊藤健人さん(24)が、弟の律君=当時(5)=が好きだった青いこいのぼりを自宅跡で見つけたのがきっかけ。支援者と共にプロジェクトを立ち上げ、寄贈を呼び掛けた。

 好天に恵まれた大型連休初日の29日は、家族連れが多く訪れ、子どもたちが元気にこいのぼりの下を走り回っていた。

 この6年で学校や企業などから寄せられたこいのぼりは千匹を超えた。5月5日に、全てを掲げる予定だ。