御巣鷹の尾根、登山道開通 犠牲者思い、安全祈る

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
 「昇魂之碑」に祈りをささげる、兄を亡くした橋本毅さん=29日、群馬県上野村

 日航ジャンボ機墜落事故の現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」の登山道が29日、冬の閉山期間を終えて開通し、遺族や安全を祈る人々が各地から訪れた。

 兄の栗原崇志さん=当時(33)=を失った栃木県大田原市の橋本毅さん(63)は「あれから32年になる。事故防止の取り組みは進んできているが、今後は事故のことを伝えることが大事だ。忘れたら、また同じことが起こる」と話した。2人が学んだ県立大田原高の校章を墓標に供え、3月末に同校の生徒らが雪崩事故で亡くなったと報告したという。