ASEAN声明、対中配慮を反映 南シナ海問題「懸念に留意」

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 【マニラ共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)は30日、フィリピンの首都マニラで29日に開いた首脳会議の議長声明を発表した。一部加盟国と中国が対立する南シナ海問題では、中国の名指しを避け「地域での最近の開発に対して複数の首脳が示した懸念に留意」と明記、従来の声明より抑制的な表現となった。

 声明をまとめた今年の議長国フィリピンは親中姿勢を強めており、中国への配慮が反映された形だ。昨年9月にラオスで開かれた前回の首脳会議の議長声明は「深刻に懸念する」としていた。

 朝鮮半島情勢については、速やかに国連安全保障理事会の決議を順守するよう北朝鮮に求めた。