施行70年、転機の憲法

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 日本国憲法(国立公文書館蔵)

 日本国憲法は3日、施行70年を迎えた。秋の臨時国会以降、衆参両院の憲法審査会を舞台に、憲法改正の具体的項目を巡って各党の駆け引きが激化する見通しだ。大災害時に国会議員の任期を延長する緊急事態条項の新設や、教育無償化などが焦点。安倍晋三首相(自民党総裁)は来年9月の党総裁選で3選を果たした上で、新たな任期となる2021年までの改憲実現を視野に入れる。制定以来一度も改正されていない憲法は、歴史的な転機に立っている。

 昨年の参院選で、安倍政権下での改憲に賛同する勢力は衆参両院でそれぞれ改憲案の国会発議に必要な「3分の2」以上の議席を占めた。