「法の支配」の実現、重い役割 憲法記念日に最高裁長官

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 記者会見する最高裁の寺田逸郎長官=4月27日、最高裁判所

 3日の憲法記念日を前に、最高裁の寺田逸郎長官が記者会見し「社会の変化が動きを速める中、『法の支配』の実現を使命とする裁判所の役割は重みを増している」と述べた。

 日本国憲法とともに、戦後の裁判所も発足から70年となる。「社会の枠組みの形成に寄与してきた」と70年間を振り返った上で「裁判所が社会から求められている基準は上がっている。さらに努力が必要だ」と、紛争解決の場としての機能向上を求めた。

 憲法について「裁判官にとって法の支配のよりどころで、常に念頭にある」と強調。「国民主権や基本的人権の尊重が問われる訴訟が増えてきていることを実感する」と語った。