浅草寺で「母子地蔵法要」 引き揚げ途中の落命者を慰霊

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 母子地蔵の前に立つ、左から魚乃目三太さん、おざわゆきさん、ちばてつやさん、武田一義さん=東京・浅草

 第2次大戦の末期、旧満州(中国東北部)からの引き揚げ途中に落命した多くの日本人を慰霊しようと、漫画家のちばてつやさん(78)らが東京・浅草の浅草寺で毎年営んできた「母子地蔵法要」が、今年で20回目を迎えた。今回は、作品で戦争を描いている中堅世代の漫画家たちが初めて参加。ちばさんは「この平和を新しい世代に手渡したい」と話す。

 「母子地蔵」は1997年4月に建立。引き揚げ経験者で中国残留孤児の支援にも尽力した故千野誠治さんの呼び掛けに、ちばさんをはじめ故赤塚不二夫さん、故上田トシコさん、森田拳次さん(77)ら旧満州出身の漫画家が賛同、協力した。