TPP、5カ国先行発効案が浮上

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 記者団の取材に応じる片上慶一・TPP首席交渉官=2日、カナダ・トロント(共同)

 【トロント共同】環太平洋連携協定(TPP)を巡り、離脱した米国を除く11カ国のうち、5カ国以上で先行発効させる案が浮上していることが3日分かった。早期発効を主導したい日本やオーストラリア、ニュージーランドなどが検討している。11カ国はカナダのトロントで2日午後(日本時間3日未明)、首席交渉官会合を開き、米国抜きの発効に向けた議論を始めた。日本は最小限の変更による早期発効を主張したが、問題点を指摘する国が相次ぎ、難航は避けられない見通しだ。

 発効に積極的な国の交渉関係者は取材に対し「5カ国での発効でも構わない」と明言した。