首里城運営18年度に沖縄県へ 観光振興後押し、所有権は国

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 国営沖縄記念公園内にある首里城=1日、那覇市(共同通信社ヘリから)

 政府は、国営沖縄記念公園内にある首里城(那覇市)の運営を2018年度中に沖縄県へ移す方針を固めた。観光振興に向けた県の主体的な取り組みを後押しする狙い。台風被害や経年劣化で大規模改修が必要になる事態に備え、所有権は国が維持し、費用負担を支える。具体的な移行条件を巡って県との調整を本格化させる。複数の関係者が4日明らかにした。

 首里城は琉球王国の国王の居城で、日本と中国の築城文化を融合した独自の城郭や石組みが評価され、00年に世界遺産登録された。太平洋戦争末期の沖縄戦で焼失し、政府は1986年、国の予算で復元するため国営公園として整備すると閣議決定した。