「原爆の図」丸木美術館が半世紀 位里・俊夫妻の友人ら招き式典

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 開館50周年を迎える原爆の図丸木美術館の記念式典で、対談する写真家本橋成一さん(左)と歌手小室等さん=5日午後、埼玉県東松山市

 丸木位里・俊夫妻が描いた「原爆の図」を所蔵する埼玉県東松山市の原爆の図丸木美術館で5日、夫妻と親交のあった写真家らを招いた開館50周年の記念式典が開かれた。6日が開館から半世紀となる。

 原爆の図は虫食いなどによる傷みが激しいため、同館では保存に適した新館建設に向け、今年4月に基金を設立して寄付を募っている。

 式典には約200人が参加し、小寺隆幸理事長が「原爆の図は長年世界に核兵器の恐ろしさを訴えてきた財産だ」とあいさつ。美術史家の水沢勉さんは「美術品としての価値も高く、見るたびに新たな発見がある。未来に残すための施設が必要だ」と訴えた。