台湾で日本人技師の慰霊祭 親中派と独立派が集会

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 8日、台湾・台南市の烏山頭ダムで行われた八田與一氏の慰霊祭(共同)

 【台南共同】台湾で日本統治時代に当時としてはアジア最大級の烏山頭ダム建設などを主導した金沢市出身の日本人技師、八田與一氏(1886~1942年)の慰霊祭が命日の8日、台湾南部・台南市の同ダム付近にある墓で行われた。今年は没後75年。

 ダムの入り口付近では日本の台湾植民地統治を批判する親中派と、反発する台湾独立派のそれぞれが集会を開き、にらみ合った。

 墓前に立つ八田氏の銅像は4月、親中派により頭部が壊されたが、慰霊祭を前に今月7日、修復され除幕式が開かれた。

 慰霊祭には山野之義市長をはじめとする金沢市訪問団や台南市の頼清徳市長ら計約700人が出席した。