届け出なく防火未点検、北九州

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 現場検証が行われる、全焼したアパート「中村荘」=8日午後1時16分、北九州市小倉北区(共同通信社ヘリから)

 北九州市小倉北区のアパートが全焼し、6人が死亡した火災で、市消防局は8日、市火災予防条例に基づく「防火対象物使用開始届」をアパート側がこれまで提出しなかったため、防火設備の点検や指導ができなかったと明らかにした。

 市消防局によると、条例では集合住宅に届け出義務を課しているが、罰則はない。届け出があれば、消防が定期的に査察に入り、機器が正常に作動しているかなどをチェックする。

 小倉北署は同日、唯一行方が分かっていなかった不明者1人と連絡が取れたと明らかにした。同署は失火と放火の両面で捜査。男性居住者とみられる6人の遺体の身元確認などを進めている。