野蒜小津波訴訟、上告へ 東松島市、賠償命令に不服

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 東日本大震災で宮城県東松島市立野蒜小から同級生の親に引き渡された後、津波にのまれ死亡した小3女児=当時(9)=の遺族が市に損害賠償を求めた訴訟で、賠償を認めた二審仙台高裁判決を不服として、市が最高裁に上告する方針を固めたことが8日、分かった。

 二審判決は「学校側は女児を引き渡すべきではなかった」として、校長の過失と女児死亡の因果関係を認め、市に約2650万円の賠償を命じた一審仙台地裁判決を支持した。一連の津波訴訟で、高裁が学校や企業など管理者側の過失を認めた初判断とみられる。

 市側は「引き渡した時点で、津波で死亡するとは予見できなかった」と反論している。