合併待たず業務提携 出光と昭和シェル

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 出光興産(左)と昭和シェル石油のガソリンスタンドの看板

 出光興産と昭和シェル石油は9日、原油の調達や精製、物流などで業務提携することで合意した。3年以内に年間250億円以上の利益押し上げ効果を目指す。出光創業家による反対で進まない合併を待たずに経営の効率化を進め、再編効果を示す狙いがある。

 需要が低迷している石油業界では今年4月に元売り最大手のJXホールディングスと東燃ゼネラル石油が統合し、JXTGホールディングスが発足、再編が進んでいる。出光と昭和シェルも2015年11月に合併で合意したが、出光の大株主である創業家の反対で進んでいない。両社は業務提携後も引き続き、合併を目指すとしている。