避難解除の福島・飯舘村で田植え 原発事故影響で7年ぶり

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 避難指示が3月末に大部分で解除された福島県飯舘村で始まった田植え作業=10日午前

 東京電力福島第1原発事故による避難指示が3月末に大部分で解除された福島県飯舘村で10日、田植えが始まった。販売目的の栽培は事故前の2010年以来、7年ぶり。

 田植え機に乗り込んだ高橋松一さん(64)は「気持ちいい。6年前の村に一歩でも戻れるようにしたい」と意気込む。担い手不足による省力化のため、田んぼに直接種をまく栽培方法を採用した。品種は県開発の稲が短く倒れにくい「里山のつぶ」。田植え後、しばらくは避難先の同県二本松市から通って育てる。

 村によると、今年は8軒の農家が順次、稲作を再開する予定。秋に収穫後、放射性物質の検査をした上で出荷する。