原一男監督の水俣病発言に批判 「患者差別」、謝罪へ

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 水俣病に関する講演会で話をする映画監督の原一男さん=4月29日、福岡市

 映画監督の原一男さん(71)が、4月に福岡市であった水俣病に関する講演会で、「体内に入ったメチル水銀は脳を損傷し、感覚がまひする。文化を受け入れる部分がダメージを受ける」と発言し、参加者らから「患者への差別だ」と批判が出ていることが10日、分かった。

 原さんは、2004年から水俣病をテーマにしたドキュメンタリー映画を撮影中。「説明不足で、差別意識があると受け止められても仕方がない発言をした。傷つけた患者や家族に謝りたい」と話し、12日に熊本県水俣市で謝罪会見を開く。

 原さんは「ゆきゆきて、神軍」「全身小説家」などの作品で知られる。