「飛鳥美人」の修復、最終段階 奈良・高松塚壁画、鮮やかさ再び

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 高松塚古墳の西壁女子群像。(左から)発見された1972年(高松塚壁画館提供)、カビなどによる劣化が進んだ2006年(奈良文化財研究所提供)、修復作業を経て鮮明さを取り戻した17年2月撮影(文化庁提供)

 文化庁は11日、修復作業が進む高松塚古墳(7世紀末~8世紀初め、奈良県明日香村)の極彩色壁画(国宝)のうち、「飛鳥美人」で知られる西壁女子群像の写真を公開した。撮影は2月。鮮明さを取り戻し、担当者は「修復は順調で黒いカビの大部分が取り除かれ、作業は最終段階に入っている」と話した。

 文化庁によると、女子群像については髪や表情などの細部に残る染みのクリーニングを続け、仕上げに入るという。修復完了は本年度中をめどとしている。

 文化庁は13~19日、高松塚古墳の壁画を一般公開する。問い合わせは、電話06(6281)3040。