富士山に春告げる「農鳥」 残雪多く、今年は大きめ

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 山梨県富士吉田市から撮影した、富士山の山肌に現れた「農鳥」(中央)=11日午後

 富士山に11日、春の風物詩で、残雪が羽ばたく鳥のように見える「農鳥」が現れた。山麓の山梨県富士吉田市の富士山課が、北西斜面の8合目付近で、頭を頂上に向けた鳥の姿を確認した。

 富士山課によると、時期はほぼ例年通りだが、今年は4月にも雪が降ったことから残雪が多く、昨年と比べて大きめの鳥になったという。農鳥は地元では、田植えなどの農作業を始める目安として親しまれている。

 富士山課の渡辺隆信課長は「農鳥は新緑の季節になったサイン。穏やかな気候の中、富士山を見て癒やされてほしい」と話した。