国連・中満氏、高校生と軍縮議論 「核兵器国と対話重ねる」

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 ニューヨークの国連本部で日本の高校生と会談する中満泉軍縮担当上級代表(左)=11日(共同)

 【ニューヨーク共同】国連の中満泉軍縮担当上級代表(事務次長)は11日、ニューヨークの国連本部で日本の高校生10人と会談し、国連での業務など幅広いテーマを議論した。核軍縮に関しては「核保有国を巻き込み、政治的な対話を重ねて進めていくのが国連の役割だ」と述べた。

 灘高3年の北口智章さん(18)が「核兵器のない世界が実現できるのですか」と尋ねると、中満さんは200年前に多くの人は奴隷制度が廃止されると信じていなかった例を挙げ「(核軍縮を)やらなくてもいいということでは人類は進歩しない。どう進めばいいのか現実的に考えるのがあなたの役割だと思う」と語りかけた。