AIで道路陥没を未然防止 富士通、川崎地質と提携

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 富士通は、地質調査などを手掛ける川崎地質(東京)と提携し、人工知能(AI)を活用した地下空洞の探索に7月から乗り出す。地下空洞は福岡市のJR博多駅前など全国で相次ぐ道路陥没事故の原因となる。地中レーダー探査装置で収集した画像をAIで分析し、効率的に空洞を発見して事故の未然防止につなげる。

 国土交通省によると、下水道の老朽化などによる道路陥没事故は2015年度に約3300件発生した。地下空洞は、老朽化した構造物などに土砂が流れ込むと短期間で巨大化することもあるが、全国の道路の総延長は127万キロもあり、国や自治体の対応が追いついていないのが実情だ。