三島由紀夫賞に宮内悠介さん 山本周五郎賞は佐藤多佳子さん

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 三島由紀夫賞に決まった宮内悠介さん(左)と山本周五郎賞に決まった佐藤多佳子さん=16日夜、東京都内のホテル

 第30回三島由紀夫賞、山本周五郎賞(新潮文芸振興会主催)の選考会が16日、東京都内で開かれ、三島賞は宮内悠介さん(38)の「カブールの園」(文芸春秋)に、山本賞は佐藤多佳子さん(54)の「明るい夜に出かけて」(新潮社)に、それぞれ決まった。

 宮内さんは1979年東京都生まれ。受賞作は、日系米国人3世の女性の心的外傷(トラウマ)と、戦時中の日系人強制収容施設とを重ね合わせて描いた。

 佐藤さんは62年東京都生まれ。児童文学と一般の小説の両方を手掛ける。受賞作は人と関わることが苦手な若者が、深夜ラジオやコンビニのバイトを通じて成長する姿を描く青春小説。