文化庁、国宝・重文164件不明 美術工芸品の所在調査

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 依然として所在不明の国宝の太刀「銘吉平」(文化庁提供)

 文化庁は17日、2013年時点で国宝や国の重要文化財に指定していた美術工芸品1万524件の所在について、3月末時点の調査結果を公表した。昨年3月末時点で所在不明と認定していた172件と調査中だった58件のうち10件の所在が確認できたが、なお164件(うち国宝2件)が所在不明で、56件(同7件)が調査中という。

 10件は太刀「銘助包」と「銘景光」、陶磁器「色鍋島松竹梅文瓶子」など。所有者の変更届が出されるなどしたため、確認できた。

 依然として所在が分からない国宝は、短刀「銘国光」と太刀「銘吉平」。重要文化財でも個人が所有の刀剣や仏像などに不明品が多い。