平城京で二つの大型建物跡 奈良期の"高級住宅街"

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 奈良時代の貴族の邸宅とみられる大型建物跡=17日午後、奈良市

 奈良時代の都・平城京(奈良市)で、貴族の邸宅とみられる二つの大型建物跡が見つかり、市埋蔵文化財調査センターが17日、発表した。同センターによると、調査地は平城宮東側の「佐保」と呼ばれた地域で、周辺は石上宅嗣ら貴族の邸宅が立ち並ぶ"高級住宅街"だった。

 昨年末からの発掘調査で、奈良時代中頃―後半の、全長18メートル、幅10・8メートルの建物跡を発見。四方にひさしが付く格式の高い建物だった。すぐ南側にも全長12メートル、幅3メートルの建物跡が見つかり、2棟は軒がつながる構造とみられ、一体的に利用されていたと考えられるという。