国交省、飛行経験を千時間に緩和 ドクターヘリの操縦士確保

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 ドクターヘリ=2013年11月、和歌山市

 国土交通省はドクターヘリの操縦士になるための飛行経験時間などの要件を定めた国の基準を月内にも新設する。若手パイロットらの人材確保が狙いで、飛行経験は業界団体の自主基準である「2千時間以上」から「千時間以上」に短縮する。

 要件緩和の一方、操縦技能を維持するため、事業者には年1回の訓練と能力判定の実施を義務付ける。来年4月から適用する。

 近年の小型無人機「ドローン」の普及に伴い、若手パイロットが経験を積む機会となっている農薬散布などの飛行時間が減り、自主基準を満たす人材確保は今後困難になるとみられている。