日銀、数千億円の黒字確保へ 3月期決算、円安が要因

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 日銀の2017年3月期決算で、一般企業の純損益に当たる当期剰余金が数千億円の黒字の見通しであることが23日、分かった。16年9月中間決算は、円高進行で保有する外貨建て資産の円換算額が目減りして赤字に転落した。その後、円安に振れたため通期では黒字を確保したもようだ。月内にも発表する。

 16年9月中間決算は2002億円の損失を計上した。外国為替市場の円相場が1ドル=101円程度と16年3月末に比べて約10円も円高ドル安が進んだため、外貨建て資産に約7千億円の差損が発生した。

 一方、17年3月末は1ドル=112円程度と中間決算時と比べて円安方向になっていた。